Voice 社員の声

決まっていない段階から、

一緒に作り上げていく。

キーエンス キーエンスソフトウェア

(株)キーエンス
マイクロスコープ事業部
商品開発Gr.

R. K.

キーエンスソフトウェア(株)
商品開発Gr.

Y. D.

資源生命科学専攻修了。入社3年目。
入社1年目から、マイクロスコープVHXシリーズの開発に携わる。

Introduction

当社は(株)キーエンスの新商品開発プロジェクトに初期段階から参画し、二人三脚で商品を作り上げていきます。 その二社の関係を「デジタルマイクロスコープ VHXシリーズ」プロジェクトの仲間であった二人が語り合います。 VHXシリーズは、研究機関や大学でも利用され、観る、録る、測るのすべてを一台で行うことができる、非常に価値の高い商品です。 その商品のソフトウェア開発に、当社は深く関わっています。

若手にも任せる、それが普通。

  • Y. D.今日は、あまり知られていないキーエンスとキーエンスソフトウェアの関係を伝えるという企画で、二人でそれを伝えることになりました。
    よろしくお願いします。
  • R. K.よろしくお願いします。
  • Y. D.私がVHの新商品プロジェクトに配属された時のことを覚えていますか?
  • R. K.覚えていますよ。
    キーエンスソフトウェアのリーダーの方が、新卒の方にどんなプロジェクトでどんな仕事をしてもらうのかをしっかり考え、決めてくれるので、私も信頼しています。
  • Y. D.まだプロジェクトの仕事も全然わかっていない頃にキーエンスの開発現場に連れていっていただき、開発中だった商品を見せていただいて、すごい驚きの連続でした。
  • R. K.開発を担当される方にはすべてを知っていてもらった上で二人三脚でプロジェクトを進めていきたいので、キーエンスの開発現場に来てもらって現物を見てもらいました。
    他のプロジェクトでもよく見かける光景ですね。
  • Y. D.最初は小さい機能を任せていただいて半年ぐらいで今回の商品の目玉機能であるフォーカス追従の担当になりました。
    この時は全然意識してなかったんですけれど、今回の商品の最大の特徴ですよね?よく任せてもらえたなと…
  • R. K.できると思っていましたし、若手にも任せるという文化はキーエンスソフトウェアにずっとありますね。

決まっていない段階から、
一緒に作り上げていく。

  • R. K.キーエンスの企画担当から、「とにかくピント調整に苦労しているお客様が多い」という話を聞いて、何とか実現したいと思っていました。
    顕微鏡のようなミクロの世界で、レンズを動かしながらリアルタイムにピントを合わせ続ける、これはかなり難しかったですね。
  • Y. D.そうですね。「こんなことがやりたい」という要望はいただいていたのですが、細かいことは決まっていなくて、「まずは動くプロトタイプを作って、絵を見ながら一緒に作っていきましょう」ということでした。
  • R. K.開発の序盤でまだ決まりきっていないことに対して、問題の背景を理解してまとめていく。
    抽象的な要求に対して具体的に落とし込むというのは、本当に上手だなと思いました。
    これは商品開発において、とても大切なことです。
  • Y. D.ありがとうございます。研修で教えていただいたり、会社の先輩を見習ってやっているからだと思います。

    実際に動くものを作って画像を見ていくことで 気づくことがたくさんありましたよね。
    そこから、細かいところをどんどん一緒に作り上げていく、そういう感覚でした。予想に反することもたくさんありました。

「いいものを作りたい」という想い、伝わってきます。

  • Y. D.何か気になるっていう感覚が、すごく大切だと思いました。
    見え方って人の主観によって良し悪しが変わっていくので、正解が全然なくて、トライ&エラーを繰り返して、すごく大変でした。

    フォーカス追従ってリアルタイムにピントを合わせ続ける機能ですが、ピントを合わせることを改善するだけでなく、ピントが合っていない時の見え方まで工夫することが、他の会社にはあまりないところだろうなと思いました。
  • R. K.お互い忖度することなく議論を重ねた結果だと思います。意見や反論もたくさんもらって、時には意見が対立する時もあり、かなり食い下がって来られたときもありました。
    「いいものを作りたい」という想いが伝わってきて、私と一緒だなということを感じられて嬉しかったです。この意見バトルで結論が変わることもあったので、私にとってウェルカムでした。
  • Y. D.話しやすいのでいろいろと意見を出してしまいますね。それに対してしっかり考えてくださって、理由をつけて意見を返してくださるので、とても納得できます。
  • R. K.「納得することでパフォーマンスが120%になる」というのが持論でして、仕事をお願いするときにはとても大切にしています。
  • Y. D.会社で指導していただいている先輩と同じくらい、この2人で話をしています。
    いろいろ細かいところも気にかけてくださって、ご指摘もたくさんいただいてますよね。時には文章の未熟さについてもご指摘いただけて助かっています。
  • R. K.人に情報を正確に伝えるということはとても難しいことだと思うので、自分で文章を書くときにもいろいろと工夫をしていますよ。

ユーザーのリアルな反応を知ることが、次の開発に活かされる。

  • R. K.先日一緒にこのVHXの営業同行しましたが、実際に自分が作ったものをユーザーが使っているのを見ていかがでしたか?
  • Y. D.やはりユーザーの方が使っている様子を間近で見ると、すごく嬉しかったです。
    ユーザーの方にはこういう方がいますよ、ということは伺っていましたが、実際目にすると「こういうことか」っていうのがすごく腑に落ちました。
    これから開発していく中でも この一緒に行った経験を思い出しながら、開発していけるなと思っています。
  • R. K.やはり開発したら、実際に開発した商品がユーザーにどう使われてるかということが気になってきますよね。
    これができるのはキーエンスソフトウェアの強みであると思います。
  • Y. D.そうですね。ユーザーの方だけじゃなくて営業の方の様子を見ることができたのも良かったです。
    営業の方って、操作の説明だけではなく、自分が作った機能を、こんなにお客様に有益ですよって、魅力たっぷりに説明しておられて、すごいなと思いました。

    営業同行したことによって、まだまだユーザーの方が満足していない部分があるんだなということにも気付けましたね。
  • R. K.そうですね、このVHにはまだ進化の余地が十分残されており、そのためにはソフトウェアの力が欠かせません。
    これからもぜひ一緒に頑張っていきましょう。
  • Y. D.もちろんです。

キーエンスソフトウェアは、まだまだ伸びる。

  • Y. D.最後にキーエンスソフトウェアの良いところを教えていただけますか?
  • R. K.いっぱいありますよ。

    まずは主体的に気づきを出してくれるところ。
    二人三脚でプロジェクトを進めているので、いいものを作ろうという思いで、いろいろと気づきを出してくれるのはとても助かってます。

    次に育成がしっかりしているところ。
    周りの先輩が丁寧に指導してくれており、自慢してもいいような状況だと思います。
    確か農学部出身で、プログラミングも初心者だったと思うんですが、それが今やプロフェッショナルな技術者になっているので、すごい育成力だと思います。
    これから後輩の指導もよろしくお願いします。

    そして三つ目は人としても組織としても若いことが強みだと思います。
    組織改革の真っ最中ですしまだまだ伸びていこうという心意気も感じます。
    成長して、これからももっとキーエンスと深い関係になっていってくれればいいなと思います。
  • Y. D.ご期待に沿えるよう頑張ります。これからもよろしくお願いします。