Voice 社員の声


商品開発と品質評価、
ひとつのチームですね
商品開発Gr.
品質評価Gr.

キーエンスソフトウェア(株)
商品開発Gr.
Y. S.

キーエンスソフトウェア(株)
品質評価Gr.
N. K.

Introduction
一般的なソフトウェア開発の工程は、プログラミングしたものを検証(テスト)することが多い。しかし当社では、プログラミングする段階から検証担当者が関与することで、より品質を高め、効率的に開発を進めています。同じプロジェクトの仲間である商品開発Gr.と品質評価Gr.の担当同士が、その仕事のやり方やGr.間の関係性などを語り合います。
商品開発と品質評価、ひとつのチームですね
- Y. S.今日は、キーエンスソフトウェア内の2つのグループ「商品開発Gr」と「品質評価Gr」がどのような関係で仕事をしているのかを伝える企画として、二人で色々と話をすることになりました。どうぞよろしくお願いします。
- N. K.よろしくお願いします。
- Y. S.実は私としては、二つのグループで一緒に仕事している中で、あまり壁を感じたことがないんですよね。
- N. K.そうですね。きっと商品を作り上げるっていう目的が一緒だからでしょうね。
- Y. S.実際に、今はプロジェクトごとに一カ所に集まって仕事しているじゃないですか。
でも以前はグループごとにバラバラでしたよね。仕事しやすい環境をつくろうという話で、色々と試して今の形になっています。
グループごとでバラバラでやるより、各プロジェクトでみんな集まって一つの島を作る、「アツシマ」って言ったりしているんですけれども、これって結構いいですよね。 - N. K.とてもいいと思います。数年前までは品質評価Gr.と商品開発Gr.で分かれていましたが、今の「アツシマ」の方が仕事がスムーズですよね。
過去も言うべきことを言ってきたつもりでしたけど、やっぱり壁があったように思います。今は「アツシマ」となっていることで、実際近くで言葉にしたり、現物を見せてもらえるようになったので、すごく良くなりました。 - Y. S.私も、もう全然壁を感じることはなくなりました。以前から、大きいプロジェクトだとメンバーがかなり多くなるので、品質評価グループの人全員の顔を覚えている、そんなところまではなかなか到達できませんでした。
今は、誰が何をしているのかということが、はっきり判っており、すごくいい状態で仕事をできている、ひとつのチームでやってるなと思いますね。


品質をコントロールしながら作り上げる
- N. K.以前は同じプロジェクトであっても、商品開発グループで作った後に、品質評価グループとして検証するというスタイルだったので、仕事が時期的にも分断されていることがあって、壁が存在していたんでしょうね。
- Y. S.それもあるかもしれないですね。今はもう開発の途中からどんどん触り込んでもらって、改善提案も出してもらっています。
おかげでプロジェクトの途中でもどんどん品質が高まっている。
常に安定した状態でプロジェクトを進めることができる形になっており、実際に、最後の検査工程での不具合も、従来に比べても半分以下になっています。
まさに、品質コントロールのプロフェッショナルになっていますね。 - N. K.「品質評価」というと商品開発が作った後に チェックする仕事と思われがちなんですけど、キーエンスソフトウェアでは品質を作ること、制御することが仕事です。
しかも単純な動作不良という不具合だけでなくて、こちらの動作の方がいい、ユーザー目線でこれはNGなど、一つ上の品質に関する意見も言っています。
それに最近では商品開発の方の仕事を間近で見て、何が難しいのか、何に困るっているのか、というところも分かるようになってきました。
そのため、商品開発の方にお願いや質問するときにも、そういうところを考えられるようになりました。 - Y. S.それは本当に感じますね。
結構、無理難題を言われることも多いのですが、こちらの状況を考えた上で言ってくれているな、ということがよくわかります。
「これはもうやるしかないか」っていう思いになります。
また、早いタイミングで、いろいろと提案を出してくれるので、プロジェクト終盤では対応できないようなことも、今だったらできるということになる。
こういったところが、実際に品質を高めることに、直接効いていると思います。
今後もこれを続けて、一緒に作っていきたいですね - N. K.もちろんです。


みんなで作ったものが、組み合わさってシステムとして動く
- N. K.商品開発の仕事は何が面白いですか?
- Y. S.開発者としては、自分でプログラムを作って、それが思い通りに動くということは、本当に面白いです。
別の観点では、チームで仕事をしているので、自分が作ったものだけではなくて、他の人たちが作ったものと一つになって、システムとして動いていく。
この状況が見られる時というのは、面白いなって感じますよね。
最近はシステムが大きくなり、参加してくるメンバーもかなり増えてきて、例えば10人で仕事をしたりすると、なかなか動かないんですよ。
そういう時は、チーム力が大事になってきて、一人一人のモチベーションを高め、一人一人の持っている力を最大限に引き出そうとします。
これがうまくいったときには、10人で仕事していますが、12人、15人分というすごい力が出てくることがあるんです。
これがハマって「あ!動いた!」ってなった時、本当に「やったな」って思いますね。
実は、評価をする人も商品仕様を変えていける
- Y. S.品質評価ではどうですか?
- N. K.プロジェクトで作り上げたものを世に出してよいかの情報を、最後に自分が提供するということが大きなやりがいです。
品質評価が見逃すと絶対にクレームが出てくるので、責任は重大であり、「最後の砦」って呼ばれていますが、それが面白いです。 - Y. S.そうですね。実際にモノができあがるのっていいですよね。
それに、商品開発だけではなくて、品質評価でも自分の意見、考えで商品の仕様を変えていける、そういう実感を持てているのではないですか? - N. K.その通りです。
単にテストするだけではなくて、自分から商品に物申すということも仕事になっているので、品質評価の人の意見で商品の仕様が変わるっていうこともあるんですよね。
これも商品開発と品質評価が一体となってプロジェクトを進めているキーエンスソフトウェアならではだと思います。 - Y. S.いいですね。これからもプロジェクトメンバー全員で一緒に良いモノを作っていきましょう!
