キーエンスソフトウェア株式会社キーエンスソフトウェア株式会社

キーエンスの制御・計測機器について

センサからの情報を処理し、
実行に移す制御・計測機器について

ファクトリー・オートメーション(FA)は、センサから得た情報を処理し、工場内の各装置に指令を出すことで自動化します。その指示を出す役割を果たす装置がPLC(Programmable Logic Controller:プログラマブルロジックコントローラ)です。さらにPLCからの指令を受けて実際に稼働するサーボモータ、ラダープログラムの動作状況やセンサの入力データを表示するカウンタやタイマ、モニタもファクトリー・オートメーションには欠かせない商品と言えます。こちらでは、センサお情報を実際の動作にするために重要な制御・計測機器をご紹介します。

キーエンスソフトウェアでは、従来は専門的な意識が必要だった制御プログラムや各機器との接続の手間を簡略化し、どなたにでも使いやすいソフトウェア開発を行っています。専門知識を持った技術者がいないことでFA化を敬遠していた方々も、ぜひキーエンスの制御・計測機器の導入をご検討いただければ幸いです。

センサの情報をもとに制御を実行するPLCの役割

センサが人間の目とすれば、情報をもとに指令を出すPLCは頭脳と言えるでしょう。PLCは、スイッチやセンサなどの入力機器の信号を受け、プログラムに従って出力回路をコントロールする自動化の要です。指令はラダープログラムによって行われ、プログラム変更によって各機器を自由に制御できます。

近年の生産現場は、各種センサの導入によって複雑な制御が必要になり、それに伴い頭脳であるPLCの性能が重要度を増しています。ラダープログラムが増えれば大容量メモリが必要ですし、スキャンタイムの高速化も必須でしょう。また制御の高度化によってスキャンタイムだけではなく、「位置決めの起動時間を短くしたい」「あるI/O処理だけを速くしたい」といったより具体的な要望も増えています。

キーエンスソフトウェアでは、日々進化するハードウェアにあわせて、ソフトウェアの改善に取り組み、お客様のご要望にお応えできるように開発を行っています。キーエンスグループの強みはハードウェア・ソフトウェアの両面から性能と使いやすさを考慮した開発を行っていることにあります。FA化によってPLCのプログラムなどは複雑化していますが、工場の完全自動化を目指すには避けては通れない道でもあり、キーエンスグループは全力でPLCの高性能化に取り組んでいます。

キーエンス商品(制御・計測機器)

キーエンスのPLCは、業界最速の基本命令実行速度+ユニット割り込み応答速度に加え、クラス最高となる大容量OPUなど最先端の性能を凝縮。キーエンスではサーボモータやカウンタ/タイマ、タッチパネル、FAデータ収集器などの周辺機器もそろっているため、すぐにFAのシステムを構築可能です。さらにグローバル化する現代の製造業にあわせて、アクセスウインドウの多言語表示、最大8言語まで対応したコメント登録などのユニバーサル環境に最適化されていることも特徴です。こちらでは、PLCのほか、表示・操作用のタッチパネルやデータロガーもあわせてご紹介します。

PLC モータ

業界最高クラスのスピード+最大容量のストレージを搭載した「ビルディングブロックタイプ」のほか、小型の「パッケージタイプ」などのPLCをラインナップ。そのほか「位置決め・モーションシステム 」や高速・高精度な「サーボモータ」、脱調レスの「ハイブリッドステッピングモータ」など周辺機器も充実しています。使いやすさにこだわったソフトウェアも魅力の一つで、センサ機器との接続やシリアル通信などがプログラムレスで実行可能です。

PLC モータ

タッチパネル FAデータ収集機器

ラダープログラムの実行状況やセンサからの情報などを表示し、操作を行うタッチパネルやFAデータ収集器などもご用意しています。タッチパネルは10~15型の中大型タイプから5~8型のコンパクトタイプの2シリーズがあり、使用目的や設置箇所によってお選びいただけます。そのほか国内で使われているほとんどのPLC(17社300機種以上)にプログラムレスで接続可能な「ネットワーク対応型PLCデータ収集装置」もございます。

タッチパネル FAデータ収集機器

データロガー 記録計/レコーダ

PLCと直接関連する商品ではありませんが、生産管理やデータの記録用にデータロガーや記録計もありますので、利用シーンにあわせてご活用ください。「プリンタ搭載タッチ型パネルレコーダ」や「タッチ型パネルレコーダ」は、生産ラインの常時データ記録や各種炉の温度記録など、常設や長時間データ記録に最適です。

データロガー 記録計/レコーダ