金属・工作機器

金属・工作機器業界における
ファクトリー・エンジニアリングの可能性

鍛造や鋳造といった金属成形、旋盤やフライス盤による切削加工、溶接やろう付けといった接合加工、焼き入れや焼き戻しといった熱処理など、さまざまな加工を経て商品は完成します。それらを担っている金属・工作機器業界は、“ものづくり”の基本であり、欠かせない存在です。それだけに労働力が必要な業界でもあり、ファクトリー・オートメーションによる省人化・効率化の恩恵は計りしれません。

こちらでは、金属・工作機器業界の動向と今後の行方、ファクトリー・オートメーションによる恩恵に迫ります。

ファクトリー・オートメーションの役割

スマートフォンやパソコン、自動車や電車、ビルや橋のような巨大な建造物も多くの部品から成り立っています。ボルトやナットが1つ欠けるだけでも完成しません。そんな部品を生み出しているのが金属・工作機器業界です。“ものづくり”の原点と言える業界であり、工作機器による切削加工や塑性加工の歴史は非常に古くからあります。

そして近年は、商品の高密度化・小型化が進んでおり、高い加工精度が求められるようになっています。さらにリコールなどの問題もあり、品質管理の徹底も必要です。その解決策として各種センサや画像解析システム、FAのトレーサビリティへの応用などが実用化されています。

金属・工作機器業界のアプリケーション事例

電機・電子業界におけるFAおよびキーエンス商品の導入事例をご紹介します。掲載しているお悩みとその改善事例はごく一部ですので、ご興味のある方はキーエンスの改善成功事例集もあわせてご覧ください。

  • ドリルの外形・角度測定
    ドリルの外形・角度測定

    2次元高速寸法測定器「TM-3000シリーズ」を利用すれば、穴あけ加工時にドリルの外形や角度を正確に測定し、位置ずれや傾きを補正することができます。

  • クーラントの流量測定
    クーラントの流量測定

    精密加工には、加工時の冷却にも気を配る必要があります。電磁式流量センサ「FD-Mシリーズ」を利用すれば、クーラント流量管理ができ、加工精度や品質安定に効果的です。

  • バックラッシュ測定
    バックラッシュ測定

    CNC工作機器の場合、バックラッシュによって誤差が発生します。そのバックラッシュをセンサで測定し、位置決めなどを正確に行うことで高精度な加工が実現します。

  • 熱処理炉の温度分布記録
    熱処理炉の温度分布記録

    焼き入れや焼き戻しなどは、温度管理が非常に重要です。炉内の温度を多点測定し、ペーパーレスレコーダ「TR-Wシリーズ」で記録すれば確実な管理が可能です。

  • ベアリングへの黒字印字
    ベアリングへの黒字印字

    近年ではトレーサビリティの重要度が増し、部品単体での管理が重要です。ファイバレーザマーカ「MD-F3200/5200シリーズ」なら自動で印字ができ、部品管理が確実に行えます。

  • ベアリングリップシールのめくれ検知
    ベアリングリップシールのめくれ検知

    超高速インラインプロファイル測定器「LJ-V7000シリーズ」であれば、ベアリングリップシールのめくれや浮きなど各種測定をインラインで実施できます。